Google Adsense × Seesaa｜先頭の記事下のみにAdsense広告を表示する方法

Google Adsenseの広告ユニットをSeesaaブログに配置する際に、自由形式のブログパーツを使ってサイドバー、ヘッダ、フッターに配置することは比較的簡単に行えます。

ただし、効果が高いと言われている記事下に配置する場合に、Google Adsenseの広告ユニット数の上限が3つまでであることを考慮する必要が出てきます。単純に記事下にAdsenseタグを貼り付けると１ページ内に複数の記事を表示した場合、全ての記事下に広告ユニットが表示されてしまい、上限を超えてしまいます。

そこで、複数記事の中で先頭記事の記事下にだけ広告ユニットを表示する方法をご紹介します。

1.記事のブログパーツのコンテンツ編集HTML

「デザイン」から「コンテンツ」の設定ページを開き、コンテンツページ内の「記事」のブログパーツをクリックし、右上のコンテンツ編集HTMLのリンクをクリックします。

2.HTML内の記事下の位置を特定

HTML内の上から３分の１ぐらいのところにある<% article.first_body | bodyfilter(article_info,blog) %>のタグを探します。このタグの後ろが記事下になります。

3.Google Adsenseから複写したコードを変換して貼り付け

下記のタグを張り付ければOKです。xxxにはご自身のコード値が実際には設定されます。下記では336 x 280のサイズの例ですが、サイズはGoogle Adsense広告コード

<script type="text/javascript">
<!--
if(typeof affiliate_flag === 'undefined') {
var affiliate_flag=true;
document.write("<div style=\"text-align:center;\"><br /><hr /><br /><script type=\"text/javascript\"> google_ad_client = \"ca-pub-xxxxxxxxxxxxxxxx\"; /* ホームページ 336 x 280 */ google_ad_slot = \"xxxxxxxxxx\"; google_ad_width = 336; google_ad_height = 280; </scr" + "ipt> <script type=\"text/javascript\" src=\"http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js\"> </scr" + "ipt></d"+"iv><br />");
}
// --></script>

ポイントを説明します。３行目でもしもaffiliate_flagの変数が'undefined'（未定義）だけ処理します。４行目でaffiliate_flagの変数にtrueを設定してから広告ユニットの書き出しを行なっています。２個目以降の記事が処理される際には３行目のaffiliate_flag変数にtrueが設定されているので、広告ユニットの書き出しは行われません。

4.Google Adsense広告コードの一部を変換

document.write("");の""の中身を下記の手順で作成します。

①テキストファイルにAdsense広告コードを複写します。

<script type="text/javascript"><!--
google_ad_client = "ca-pub-xxxxxxxxxxxxxxxx";
/* ホームページ 336 x 280 */
google_ad_slot = "xxxxxxxxxx";
google_ad_width = 336;
google_ad_height = 280;
//-->
</script>
<script type="text/javascript"
src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js">
</script>

②<!--と//-->を削除します。

<script type="text/javascript">
google_ad_client = "ca-pub-xxxxxxxxxxxxxxxx";
/* ホームページ 336 x 280 */
google_ad_slot = "xxxxxxxxxx";
google_ad_width = 336;
google_ad_height = 280;
</scr"+"ipt>
<script type="text/javascript"
src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js">
</scr"+"ipt>

③</script>を</scr"+"ipt>に書き換えます。２箇所あります。これは、HTMLのパーサに、一行目の<script>タグの終了タグと勘違いされないようにするための措置です。

④"の前に\を追加する。

⑤改行コードを削除し、一行にする。

⑥改行と記事との区切り線を追加する。
<div style=\"text-align:center;\"><br /><hr /><br />を先頭に追加し、中央寄せ、改行の調整、記事との区切り線を追加します。末尾には<br /></d"+"iv>を追加します。

<div style=\"text-align:center;\"><br /><hr /><br /><script type=\"text/javascript\"> google_ad_client = \"ca-pub-xxxxxxxxxxxxxxxx\"; /* ホームページ 336 x 280 */ google_ad_slot = \"xxxxxxxxxx\"; google_ad_width = 336; google_ad_height = 280; </scr" + "ipt> <script type=\"text/javascript\" src=\"http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js\"> </scr" + "ipt><br /></d"+"iv>

これで変換は完成したので、document.write("");の"と"の間に追加すると「3.Google Adsenseから複写したコードを変換して貼り付け」のタグが出来上がります。