水の飲み方のコツとは
簡単に始められるので挑戦してみてほしいのですが、一度に大量の水を飲むのだけは止めましょう。ここで言う大量とは、一度に何リットルも飲む行為です。水中毒を知っていますか。水中毒とは、水分摂りすぎにより体内のナトリウム濃度が低下する中毒症状です。この症状を引き起こす原因は、血液の水分から尿を作る役割を担っている腎臓が1分当たり16ミリリットルのスビードを超えて、尿にすることができないことにあります。このスピードより速く水を摂取すると処理できない水が体内に過剰に溜まります。その結果、細胞の膨化が起きて低ナトリウム血症を引き起こすのです。
コップ一杯は180ミリリットルですから、腎臓が一杯の水分を血液から尿にするのに(180÷16=)約11分かかることになります。一つの目安になります。
無理は禁物とはよく言いますもんね
フルマラソンを完走した方を調べてみると、低ナトリウム血症を引き起こしている方が以外に多いことが分かって来ました。原因は汗で水分が失われる前に、水分補給をしっかり取ろうと水を大量にとってしまうことにあります。また、汗をかくことにより体内のナトリウムが体外へ出ていってしまいます。双方の効果で、体内のナトリウム濃度が低下し低ナトリウム血症を引き起こしてしまうのです。マラソン好きな方は、対策としてバナナやアンパンなどを取り塩分(ナトリウム)を補ってあげるのが良いです。人間の体は、1度に水を貯めることができない作りなっています。普段の生活では、1時間に1杯程度の水を少しずつ取るように心がけ、水デトックスにトライしてみましょう。
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