アンチエイジング
若返りや長寿のために、小食にすることが効果があると言われています。昔から長寿の秘訣はさまざまな説があります。
その中で、食べる量が寿命に関係すると言うのです。
ある研究機関の調べでは、食べる量を40%減らすと20年長生きすると主張しています。
遺伝子とライフスタイルが老化へ与える影響について、イギリスの大学の研究者が調査しました。ラットの食事の量を40%減らした方が、20%~30%減らした場合より長く生きることが判明したそうです。
これは、全ての生命で言えることであり、人間でいうと20年長生きすることに相当します。
癌やアルツハイマー病を患うリスクも減る効果もあり、健康で長生き出来るとは嬉しい限りです。
とは言え、長生きに関する研究は、10年ほどで歴史が浅く今回の報告も「理論上」の話に留まるとされています。
また、別の研究で、アカゲザルに食事制限した実験を20年間行った結果、延命効果を高めることが提示されています。
栄養バランスを十分に満たした食事の量を30%減らしたサルは、加齢に伴う病気に罹らずに済んだと言います。加齢が原因で死亡したサルの数は、カロリー制限があるサルが38匹中14匹に対して、制限がないサルは38匹中わずか5匹でした。
出典:科学雑誌『サイエンス(2009年7月10日号)』
動物実験での検証結果ですので、そのまま受けと入れることは出来ないかもしれません。
飽食の時代である現代に追いて、十分な食事を続けるは長い人類の歴史の中ではなかったことですから、遺伝子的には異常事態なのでしょう。
腹八分ならぬ腹七分の食生活に留めることが、人が本来持っている生きる力を引き出す条件なのかもしれませんね。
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